実写映画『はたらく細胞』の予告編が解禁され、ネット上では「どこで撮影されたの?」「この景色、見覚えある!」とロケ地探しが話題になっています。
本記事では、公開された予告映像をもとに、登場するロケ地と思われる場所を徹底検証。あの印象的なシーンがどこで撮られたのか、ファンならずとも必見の考察をお届けします。
※本記事は予告編映像と公開情報をもとにした推測です。実際のロケ地とは異なる場合があります。
この記事を読むとわかること
- 実写版『はたらく細胞』のロケ地候補を予告編から徹底推測
- お台場・豊洲・川崎などシーン別に場所の雰囲気を紹介
- ロケ地巡りをする際の注意点やマナーポイントを解説
近未来的な白い建物は「お台場・テレコムセンター」か?
予告編の冒頭、白血球と赤血球が出会うシーンの背景に注目してみると、ガラス張りの近未来的な建築が映り込んでいます。
その構造は、直線的なラインと広がる吹き抜け空間が特徴で、都市の中でも異彩を放つ存在です。
この特徴から「お台場・テレコムセンター」が有力候補として浮上します。
テレコムセンターはドラマや映画のロケ地としても頻繁に使用されており、その未来的な外観が“人体の内部”を象徴する舞台としてぴったりです。
また、館内のアトリウム構造や長い回廊が、血流や神経の通路を表現するのに最適であることも、選ばれた理由と考えられます。
実際に訪れてみると、そのスケール感や空間構成が映像と一致する点も多く、映画の世界観をより深く体感できます。
アクセスも良好で、ゆりかもめ「テレコムセンター駅」から徒歩1分と便利なのも魅力です。
※撮影時期やセットの有無によって、完全に一致しない可能性もありますが、雰囲気は非常に近いと感じられます。
ぜひ訪れて、映画の中に入り込んだような体験を味わってみてください。
赤血球が迷子になるシーンは「豊洲市場の地下通路」?
予告編中盤に登場する、赤血球が通路をさまようシーン。
暗がりの中に無数の配管やパイプ、冷たい無機質な壁が広がっており、まるで人体の中を流れる血流の迷路のようです。
この構造に最も近いと推測されるのが、「豊洲市場の地下通路」です。
豊洲市場の地下エリアは、冷蔵倉庫や搬入搬出用の巨大なトンネルが張り巡らされており、一般にはあまり知られていない壮大な空間が広がっています。
コンクリートの壁と強い人工光が織りなす環境は、まさに“血管内”のイメージそのものです。
ロケ地としての実績もあり、過去には近未来や災害系映画のセットとしても使用されたことがあります。
現在、豊洲市場の地下エリアは立ち入りが制限されている場合が多く、ロケ地巡りでの訪問は困難かもしれません。
ですが、地上部分にある通路や搬送エリアにも類似した雰囲気が残っており、その場の空気を味わうことは可能です。
アクセス:ゆりかもめ「市場前駅」から徒歩すぐという好立地なのも嬉しいポイントです。
細菌との戦闘シーンは「川崎・東扇島の工業地帯」か
予告編の後半、白血球たちが細菌と激しく戦うシーンは、スモークとスチールが入り混じったような緊張感あるロケーションで展開されていました。
鉄骨がむき出しになったような無機質な背景、そして大量の配管やバルブが映り込んでいる点から、「川崎・東扇島の工業地帯」がその候補地として非常に有力と考えられます。
このエリアは、石油・化学系の工場が立ち並ぶ独特の景観を持ち、SFやバトル系の映像作品において人気のロケ地として知られています。
特に夜間になると、工場の照明が幻想的な光を放ち、独特の“非現実感”を演出します。
映画『踊る大捜査線』や『孤狼の血』などでも使用された実績があり、映像映えするシーンづくりにはぴったりの場所です。
また、東扇島内の某倉庫跡地は、アクションや大規模セットを展開するのに適した空間が多数存在すると言われています。
一般の立ち入りは制限されているエリアもありますが、周囲からの撮影や観察は可能です。
車でのアクセスが基本となるため、訪問する際は事前に駐車場や撮影可能エリアを確認しておきましょう。
アクセス:川崎駅からバスで約30分、「東扇島東公園」方面がおすすめの経路です。
高台からの全体俯瞰シーンは「横浜みなとみらい」が有力
予告編のラスト近くに登場する印象的なワンシーン。
都市全体を見渡すような構図で、観覧車や高層ビル群、海沿いの街並みが夕暮れに染まる美しい光景が描かれていました。
この俯瞰構図から多くのファンが注目したのが、「横浜・みなとみらい」エリアです。
特徴的な建物として、コスモクロック21(大観覧車)やランドマークタワーが見えることから、その可能性は極めて高いと考えられます。
また、高台からのカメラアングルは、大さん橋や港の見える丘公園などの展望スポットから撮影されたと推測されます。
特に港の見える丘公園は、夜景スポットとしても有名で、ロマンチックな雰囲気のある俯瞰撮影に適したロケーションです。
このシーンは映画の中でも“心の浄化”や“希望の象徴”として描かれている可能性があり、ファンにとっては特別な意味を持つ場所となることでしょう。
観光スポットとしても人気が高く、周辺にはカフェや美術館、赤レンガ倉庫など見どころが満載です。
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩7分(港の見える丘公園)なので、映画ファンでなくても楽しめる街歩きができます。
ロケ地巡りの前に知っておきたい注意点
『はたらく細胞』実写映画の世界観に浸るには、ロケ地巡りが一番の近道。
ですが、楽しむためにはいくつかの注意点も押さえておく必要があります。
トラブルを避けて、気持ちよく聖地巡礼を楽しむためのマナーをチェックしましょう。
まず、立ち入り禁止エリアや関係者専用の施設には入らないことが大原則です。
特に工業地帯や市場施設などは、業務用のエリアが多く、無許可での撮影や立ち入りは法的な問題につながる恐れもあります。
見学可能なスポットかどうか、事前に施設の公式サイトや観光案内を確認しておくことをおすすめします。
次に気をつけたいのが周囲の方への配慮です。
写真を撮る際には他の観光客や通行人の邪魔にならないよう心がけ、三脚やフラッシュの使用には注意を払いましょう。
SNSに投稿する際には位置情報や人の顔が映り込まないように配慮するのもマナーの一環です。
最後に、ロケ地はあくまで「日常の一部」であることを忘れないことが大切です。
映画の感動を追体験できる貴重な機会だからこそ、感謝の気持ちとリスペクトをもって訪れるようにしましょう。
マナーを守れば、ロケ地巡りはもっと楽しく、もっと深く作品を感じられる体験になります。
この記事のまとめ
- 『はたらく細胞』実写映画のロケ地を予告編から分析
- お台場・テレコムセンターは体内の構造表現に最適
- 赤血球の迷子シーンは豊洲市場の地下通路が有力
- バトルシーンは川崎・東扇島工業地帯の可能性
- 俯瞰シーンは横浜みなとみらいで撮影されたと推測
- それぞれのロケ地はアクセスの良さも魅力
- 巡礼前には立入禁止や撮影マナーに注意が必要
- 非日常の世界を感じられる聖地体験ができる
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